GLMとは何ですか?
参照
GLMは Genelec Loudspeaker Manager の略で、SAM(Smart Active Monitoring)シリーズのモニターおよびサブウーファーを測定・制御するためのソフトウェアです。
ソフトウェアは以下からダウンロードできます:
https://www.genelec.jp/glm/
ソフトウェアを使用してスピーカーをGLMネットワークに接続するには、GLMキットが必要です:
https://www.genelec.jp/glm/glm-kit/
このキットには、ネットワークアダプターと校正済み測定用マイクロホンが含まれています。
これは、リスニング・ポジションにおいて再生システムが部屋の影響をどのように受けているかを解析するために使用されます。そしてさらに重要なのは、モニターやサブウーファー内部のDSPフィルター設定を計算し、それらの影響を補正することです。
重要:
GLM アダプター自体は音声処理を行いません。そのため、オーディオ・インターフェース、サウンドカード、またはストリーミング・デバイス、AVレシーバーなどの音声ソースが別途必要です。
セットアップは比較的簡単です。すべてのモニターおよびサブウーファー(ある場合)を、標準的なLANケーブルでデイジーチェーン接続し、ネットワークアダプターに接続します(接続順序は問いません)。ネットワークアダプターをPCまたはMacに接続し、ウェブサイトからGLMソフトウェアをダウンロードすれば準備はほぼ完了です。最後に、測定用マイクロホンをリスニング・ポジションに設置し、ネットワークアダプターへ接続します。
各モニターおよびサブウーファーはスイープ音を再生し、測定用マイクロホンがこれを記録します。複数ポイントの測定も可能です。
この時点で GLM は、実際に測定された周波数レスポンス(赤いカーブ)を把握します。その後、インテリジェントな AutoCal アルゴリズムが適用された EQ フィルター(青いカーブ)を計算します。
補正後の周波数レスポンス(緑のカーブ)で試聴すると、整理された正確な低域、全体の明瞭度向上、高い解像度、ニュートラルな音質などの改善が得られます。これにより、ミックスが他の再生環境でも適切に再現されやすくなります。
必要に応じて、すべての設定を手動で調整し、好みに合わせることも可能です。
例えば、リニア設定が少し分析的に感じる場合、暖かみや低域を少し加えることもできます。
最も簡単な方法はサウンドキャラクタープロファイラーの使用です。
グループ機能を使うと、異なる設定を素早く切り替えて比較したり、複数のリスニング・ポジションを切り替えることもできます。
モニターコントローラーとしての機能
GLM はモニターコントローラーとしても使用でき、SOLO / MUTE、ベースマネジメントのバイパス、ボリュームコントロール等の機能も備えています。常にコンピューター上で GLM を起動しておく必要はなく、設定をスピーカー内部に保存してスタンドアロンモードで使用することも可能です。この場合も、GLMアダプターと有線ボリュームコントローラーまたはワイヤレスリモコンで音量操作ができます。アダプターは一般的な USB 電源に接続してください。
まとめ
部屋の音響とモニターの相互作用は非常に複雑です。SAM モニターおよびサブウーファーは、音響環境に自動適応する機能を備えています。Genelec Loudspeaker Managerを使用することで、システムの測定と制御が可能になり、最適な設置位置の検討にも役立ちます(参考:https://www.genelec.jp/monitor-placement/)。
その結果、難しい音響環境でも自然で開放的な音、高い解像度、正確で力強い低域、優れたステレオ・イメージを得ることができます。