GLMプログラムは、Autocalを使用してマイク固有の補正ファイルを適用し、部屋の補正計算と周波数応答曲線の描画を行います。とはいえ、Autocalのキャリブレーションが正しく機能しないという心配はありません。

表示されるSPLの読み取り値は、補正ファイルを使用せず、マイクからの信号のみに基づいてGLMアダプターによって計算されます。マイクの未補正応答を使用しているため、GLMによって報告されるSPLの読み取り値と、別のSPLメーターによって報告される値に差が生じる可能性があります。

GLMマイクはZ加重も使用します。通常、専用のSPLメーターにはA/C加重があるため、GLMマイクと比較して異なる値が表示されることがあります。そのため、システムのSPLレベルを最高の精度で測定したい場合は、対応する加重を備えた正確なSPLメーターを使用することをお勧めします。