Aural IDアプリケーションには、KemarおよびKU100 ダミーヘッドをベースにした頭部伝達関数（HRTF）が付属しており、インストール後すぐに使用を開始できます。これらはデフォルトで利用可能であり、Aural IDをすぐに使い始めることができます。

ただし、特に音源定位や音色バランスの精度を向上させるためには、お客様ご自身のHRTFを使用することをお勧めします。Genelecではこのプロセスを簡便にしています。スマートフォンとGenelec Aural ID Creatorモバイルアプリを使用することで、お客様独自のHRTFを迅速かつ簡単にキャプチャできます。複雑な音響測定や、無響室などの特殊な環境でマイクを耳に装着する必要はありません。